後七日の阿闍梨、武者を集むること、いつとかや、盗人にあひにけるより、宿直人(とのゐびと)とて、かくことことしくなりにけり。
一年の相は、この修中のありさまにこそ見ゆなれば、兵を用ゐんこと、穏かならぬことなり。