第百三十一段

未訳

原文

貧しき者は財(たから)をもて礼とし、老いたる者は力をもて礼とす。

おのが分を知りて、及ばざる時は、すみやかに止むを智といふべし。許さざらんは、人の誤りなり。分を知らずして、しひて励むは、おのれが誤なり。

貧しくて分を知らざれば盗み、力衰へて分を知らざれば病を受く。