将棋実戦記:四間飛車-ミレニアム
棋譜全体
四間飛車とミレニアムの対戦です。寄せで誤ってしまい、負けになりました。対局内容を振り返ってみたいと思います。
序盤
先手の私の四間飛車に対して、後手の方は居飛車。
20手目の4四角で、ミレニアム模様の出だしです。
ミレニアムに対しては、個人的には4四角を威張らせたままにしておくと良い結果にならないことが多かったので、右銀を前に繰り出して5筋、3筋の攻めを見せながら中央を志向する指し方を気に入って指しています。
29手目まで、4四の角を5三に引かせ、次に5五歩の攻めを見せます。
このあたりから中盤戦ですね。
中盤
29手目から、相手の7三桂に対して5五歩と動き、33手目5五同銀で中央を制圧できました。
この局面では次に5四歩で角が詰まされてしまう手がありますので、それを避けて後手は34手目5二金と寄り、それでも5四歩と打って角を引かせました。
このあたりは振り飛車が気持ちのいい展開です。
穴熊へ
ミレニアムは角と桂を軸にして攻める筋が多く、角を引かせてしまうと攻めが乏しくなります。 ですので四間飛車側はこれを機会に穴熊に向かいます。
開戦
50手目でこのままだとミレニアム側が悪くなるばかりと見たか、後手は7五歩と仕掛けてきました。 この局面のAIの評価は、先手200点程度と若干先手指しやすいと見ているようですが、誤差の範囲ですね。 先後ともに、駒がバラバラで準備万端とは言えない状況での開戦です。
その後何手か進んで、3八金を入れてから3五歩と桂頭を攻めに向かいましたが、これは良くありませんでした。
4五桂と飛ばれた手が5七桂成を狙った手となり、お手伝いになってしまいましたね。 桂頭を狙うのであれば、3九銀の割り打ちのリスクを念頭に置いた上で、4八金の形で決行するべきでした。 仕方なく5八飛と回り、五筋を受けました。
最終盤
その後終盤まで戦いは進み、ほぼ最終盤である82手目の局面です。
この局面は、先手が寄せきるかどうかという局面であり、寄せきれなければ先手の負けになります。
82手目4一桂は、受けとしては微妙という印象があり、どうにかすれば勝ち筋もあるのではないかと思っていました。 実際、この局面でのAIの評価値は約1000点ほど先手に振れており、はっきり先手に勝ちがある局面だったと思われます。
正しくは3二銀から迫っていく手が正しかったようですが、私は2二銀成から3三角と攻め、この3三角が敗着となりました。
3三角に対しては、3二歩などのように受けられても駄目ですし、本譜のように飛車を打たれてはっきり負けですね。
中盤まではある程度狙い通りに指せていたと思いますので悔いが残る対局でした。正しい寄せ方について検討しておきたいと思います。